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2006年11月30日 (木)

山本一太という男

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山本一太という多弁で、テレビ出演の多い国会議員がいる。
tv朝日放送の番組、「朝まで生テレビ」でも、特に印象的な事があったのを憶えている。

国論を二分した2003年、アメリカのイラク侵攻に際し、寺島実郎氏らが,アメリカの介入により、内戦状態になる危険性があり反対の意見を述べたのに対し、’山本一太議員はアメリカのイラク戦争を熱烈に支持し、しかも大量破壊兵器はいずれ見つかる’とまで断言してしまう。

その後、2006年に至り、止せばいいのに,
’あの時はアメリカを支持するしか他に選択肢はなかった’と、いとも簡単に前言をくつがえしてしまった。

言葉のお遊びではない、これが国の命運をになった国会議員の現実の発言である。

この男、例えて云うと大学の政治、経済ゼミの延長線上の気軽で無責任、目立ちたがり屋の学生程度のレベルか。

山本一太を選んだ選挙民自体も笑いものになっているが、群馬の有権者は事の重大性をもっと認識しなければなるまい、こんな政治家がいる事自体、日本の危機でもある。

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あの昭和初期、第二次世界大戦に突き進んでいった軍首脳、政治家らの方がまだ、是非はどうあれ、肝は据わっていたし、ましてや重要決定を翻す事は決してなっかた。

そして、責任をとった筈である。

それに比較し、言葉の重要性を無視した国会議員、己の言質に何等責任を有せず、しかも最低限の先見性、バランス感覚をも有しない人物に大きな喪失感を抱くのは果たして愚生だけであろうか。

この山本一太なる者、政治家になるという事の最低限の意味すら理解していないばかりか、国会議員としての資質を論ずるのであれば未熟性以前の、能力が欠如しているのではないだろうか。

世襲議員問題を含む、政界の人材不足はここまできている。

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2006年11月26日 (日)

社畜

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全日空のパイロットと知り合い、お互いに異業種のこと故に色んなお話を聞かせて頂いた事がある。

いわく、

♪;国際線のパイロットは宇宙線の影響なのか短命である、

♪;パイロットの給料は1500万円位、

♪;日本航空、全日空、東亜国内航空3社の労使間の問題、

確か15年位前に以上の事を面白可笑しく聞いた事を覚えている。

愚生、国際線、国内線を問わず航空会社を選ぶときはこのお話を聞く前より日本航空は第一選択ではない、つまり極力乗らない様にしている。

だが、国内線になると路線の関係もあり、選択した航空会社はそのほとんどが全日空となっていた。

何故、JALに乗らないか?

理由は簡単である。

滅茶苦茶な労使関係、例えば、重度の精神疾患のパイロットに操縦させるは・・・・、新しい所では、管制官より離陸許可の下りる前に滑走路に進入したり・・・と。

例を挙げると切がないが、
日本航空の幹部に至っては御巣鷹山の墜落事故で五百余名死亡の大事故を起こしておきながら、終に逃げ通し、且つ、マスコミの前で、二度とこの様な悲惨な事故は起こしません、などとのたまっていながら、である。

その原因論が親方日の丸の一点だけに集中していたのは如何なものか。
恐ろしいほどのヒューマンエラー続出で当然の事ながら会社収益に直結している。

昨日、’全日空の2年間の残業未払い7億円’と新聞に掲載されていたが理由の如何を問わず日本航空と同様、お恥かしい会社である。

官僚の天下りをトップに据えての経営陣の未熟、無能なるが故の結果であろう。

ジャーナリストである佐高 信氏の印象的なフレーズを思い出す。

「結局、日本の企業というもは、社畜競争に勝ち残った人が社長になるわけだから。
社長が一番社畜になる」。

なるほど、でも日本に限らすだよね、

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ついでに、
JAL以外の国際線航空会社で、愚生が勝手に乗らない、乗りたくない、航空会社はアメリカ政府高官の乗機禁止通達にもあった大韓航空KAL便。

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2006年11月25日 (土)

三島由紀夫の事

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1970年、昭和45年11月25日、三島由紀夫率いる「盾の会」らが市ヶ谷駐屯地で割腹自害してから今日でちょうど、36年経過、複雑な想いがする。

その時、日本人のあまりの衝撃にマスコミも右往左往、

コメントを求めら得た司馬遼太郎は、

「三島の演説に対し、大声で反論した自衛隊員の中にこそ日本国民の正論がある」と、

まさに見事なまでに研ぎ澄まされた史家の感性がそこにあったことを思い出す。

学生運動から新宿騒乱事件、なぜか大多数の左翼学生vs少数の右翼の激論、浅間山山荘立てこもり事件、やがて大量虐殺の露見で急速に終息を迎えた学生時代のある種の大きなウネリ。

総括云々ところではない、愚生にとっても大きな、そして不思議な一時期であった。

共通している事は、幼稚ではあったが理想があったし自己の主義、主張、徹底した口論、行動がそこにあった事だけは確かである。

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2006年11月17日 (金)

腎移植とマスコミ

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瀬戸内グループと一般に呼ばれる万波医師らが今、批判にさらされております。
要約すると、腎、尿管癌、腎動脈瘤、結石等で取り出した腎臓を移植した事に対し、猛烈なる批判の数々、

「恐ろしい事をする、とんでもない医師達」etc.

しかし、昨夜11月16日、tbsテレビ、筑紫哲也コメンテーターの番組で少し拝見したが渦中の万波医師には世俗的な得体の知れない金、名誉欲とはかけ離れた臨床医の真摯な態度、少なくとも患者の方を見据えている医師の姿勢が見えた様に思われました。

腎、尿路系の癌は移植しても再発症はない、腎動脈瘤、結石等は代謝疾患、生活習慣による所が大なるがゆえ、其の点を考慮した上で患者に移植すればよいと考えたはずである。
勿論、そんな単純な事ばかりではなく、まだまだ深遠なる医事、倫理、哲学、宗教、民族性などいろんな角度より議論がなされ、やむなく行われた事と思われます。

ただ同意書など、手続き上の問題は指摘されてしかるべきだと思われます。

にも拘らず、某移植学々会長並びに、医療問題にはヒステリックなまでに対応するマスコミらの一方的な批判には何か不自然で、作為的なものすら感じられます。

万波医師達は日々、医療の最前線で可也の体力、集中力を要求される移植外科医で患者の側に立った素晴らしい先生達であると思われます。

例えばその昔、ハンセン病を担当された当時の臨床医、医師会、並びに厚生省のお役人らの様な患者の生命、モラル、人権等には何等配慮は無く、少なくとも患者の方を見据えているとは云い難たく、極端な言い方をすれば無視を決め込んだ人達とは全く比較にもならないほど、高貴なお仕事をされていると思います。

この問題はイエス、ノーもしくはマル、バッテンの回答などある筈もなく、又、はじめに否定ありきでもなく、根底には腎移植を一日も早くと待っておられるたくさんの患者さんに対し、ドナーの絶対的な不足という大問題がある以上、起こるべくして起きたこの問題の根源は批判の先鋒に立っている無為無策な移植学会にあるのではないでしょうか。

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2006年11月12日 (日)

昔、イルカは陸に住んでいた

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NYの9/11以後、
アメリカから極端に嫌われ、ブッシュからは目の仇にされている中近東アラブ放送局のweb/ALJAZEERA.NET英語版より、何故か日本のイルカに付いて興味ある一文を発見。

その内容は
10月下旬、和歌山県で漁師に捕まったイルカが一つ多い4個のヒレを有している事を確認した。
この事は元々クジラと同様に陸上で生活していたが後に海洋生活へと変化させた証拠であると信じている云々と。

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進化は単細胞から、湖沼、海へそして陸へ、と教わったはずだが、又海に戻ったの?

ヘー、と云う事は海の方が住み心地が良かったのかなー。

それとも、陸上の方が恐ろしい敵が沢山いたのかな。

天候が変化したせいかな。

でも一体どうやって海に入っていったのだろうか?

古生物学者の意見を是非ともお聞きしたいが。

疑問は尽きない。

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2006年11月11日 (土)

沢山、釣れちゃって

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数年前の秋、こんな事がありました。
知床半島、ウトロ漁港より出港しイカ釣りを楽しんでいた所、あまりにも沢山釣れるので、仲間の一人が、怖そうなイカツイ顔つきの骨っぽいオホーツクでは名の通った老船長に止せばいいのに意見を述べちゃいました。

なにせこの船長、魚組、道水産課などの指示にはあまり頓着せず、若い頃は’ヤンシュウ’とか云われた北洋の船乗りだったらしく死に掛けたことも何回かあったらしい。

肝の据わった、度胸の良さたるや・・・そんじょそこらでお目にかかれる御仁じゃない。

その船長に対し、

’こんなに沢山釣っちゃったなら来年困るんじゃない’?

と、冗談めかして言った所、

船長曰く、

’バカヤロウ、釣れる時に釣らないでどうするんだ、ツベコベ言わずにさっさと釣れ’、

と初お目見えのお客様に対して気合の一喝。

なるほど、北海道はオホーツクの漁師の意気込みたるや良し。

気に入った。

が、しかし、・・・・・・・

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イギリス、アイルランド等で主に発行されているインディペンデント紙に以下の記事を見つける。

headlineはこちら.

迷訳すると、
save the planetつまりこの惑星の生命の危機から守る為19人の生物多様性専門家が意見を具申した・・・・・。

そして、海洋生物の項では、地上の人間活動に対し免疫があるとされていたが、もはや真実ではなく、pollution(汚染), overfishing(獲り過ぎ), loss of marine habitats(生息域の消失)global warming(温暖化)で云々と・・・・・。

と何時ものよく見かけるフレーズが。

然し、具体的な対処法は他紙も含めあまり述べられていないみたい。

お話を元に戻すと、
この船長、良い所もあります。
それは絶対にゴミは海に投げず、投げさせず。

もし紙袋一個でも海に落としたり又、投げたりしたなら、即座にどやし付け、タモ網で落とした本人に掬わせておりました。

余談ですがこんな事も。
船上でタコ漁の話をしている時のことです。

急に、禁止されているタコ釣りをさせてやると言い出し、禁漁海域に堂々と入り込み、タコ釣りを楽しませてくれた。

そこへ、注意しに来た他船の船頭さんと、こちらの名物船長が全面的に悪いのは百も承知の上で洋上で過激な口論と相成りました。

挙句の果てに、この名物船長はよりヒートアップ、長い棒で相手の船を引っ掛けて引っ張り寄せ、横付けさせると、

’その棒を絶対に離すな’、と我々に持たしたまま、注意しに来た他船に乗り込み、

なんと問答無用とばかり数発のパンチを相手顔面に食らわせ、堂々と引き上げてきました。

殴られた船頭さんはいそいそと退散。

本人は平然と、一同唖然としつつもタコ釣りを継続。

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2006年11月 4日 (土)

21世紀中頃には世界の海から魚が消失

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朝の
ABC news in science/NYより、

現在行われている漁法overfishingを継続してゆくと2048年には世界の魚はいなくなってしまうと研究者が報告し既に29%の海洋生物は危機にひんしている。
アザラシ、シャチ、イルカ等の海洋哺乳類も影響を受ける云々と。

The world's fish and seafood populations will collapse by 2048 if current trends in habitat destruction and overfishing continue, resulting in less food for humans, researchers say.

When they analysed scientific data going back to the 1960s and historical records over a thousand years, they found that marine biodiversity - the variety of ocean fish, shellfish, birds, plants and micro-organisms - had declined dramatically. Some 29% of species were already in collapse.

Deborah Zabarenko氏の報告ですが、
非常に重要なポイントを突いている様に思われます。

ウィークエンドの釣り師の戯言ですが、
21世紀中頃には漁業者、釣り師は一体どうなってしまうのでしょうか。

お魚さんに限らず、
全ての地球上の哺乳類は,20世紀後半から21世紀に生きている人間に対し、長い歴史の中でも最悪の哺乳類だと言っている事でしょう。

食物連鎖の頂点に立っている地球破壊者、
高慢、贅沢で先見性のカケラもないと嘆いている事でしょう。

きっと。

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