« 昔、イルカは陸に住んでいた | トップページ | 三島由紀夫の事 »

2006年11月17日 (金)

腎移植とマスコミ

Imgp3868

瀬戸内グループと一般に呼ばれる万波医師らが今、批判にさらされております。
要約すると、腎、尿管癌、腎動脈瘤、結石等で取り出した腎臓を移植した事に対し、猛烈なる批判の数々、

「恐ろしい事をする、とんでもない医師達」etc.

しかし、昨夜11月16日、tbsテレビ、筑紫哲也コメンテーターの番組で少し拝見したが渦中の万波医師には世俗的な得体の知れない金、名誉欲とはかけ離れた臨床医の真摯な態度、少なくとも患者の方を見据えている医師の姿勢が見えた様に思われました。

腎、尿路系の癌は移植しても再発症はない、腎動脈瘤、結石等は代謝疾患、生活習慣による所が大なるがゆえ、其の点を考慮した上で患者に移植すればよいと考えたはずである。
勿論、そんな単純な事ばかりではなく、まだまだ深遠なる医事、倫理、哲学、宗教、民族性などいろんな角度より議論がなされ、やむなく行われた事と思われます。

ただ同意書など、手続き上の問題は指摘されてしかるべきだと思われます。

にも拘らず、某移植学々会長並びに、医療問題にはヒステリックなまでに対応するマスコミらの一方的な批判には何か不自然で、作為的なものすら感じられます。

万波医師達は日々、医療の最前線で可也の体力、集中力を要求される移植外科医で患者の側に立った素晴らしい先生達であると思われます。

例えばその昔、ハンセン病を担当された当時の臨床医、医師会、並びに厚生省のお役人らの様な患者の生命、モラル、人権等には何等配慮は無く、少なくとも患者の方を見据えているとは云い難たく、極端な言い方をすれば無視を決め込んだ人達とは全く比較にもならないほど、高貴なお仕事をされていると思います。

この問題はイエス、ノーもしくはマル、バッテンの回答などある筈もなく、又、はじめに否定ありきでもなく、根底には腎移植を一日も早くと待っておられるたくさんの患者さんに対し、ドナーの絶対的な不足という大問題がある以上、起こるべくして起きたこの問題の根源は批判の先鋒に立っている無為無策な移植学会にあるのではないでしょうか。

|

« 昔、イルカは陸に住んでいた | トップページ | 三島由紀夫の事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/47604/4223451

この記事へのトラックバック一覧です: 腎移植とマスコミ:

« 昔、イルカは陸に住んでいた | トップページ | 三島由紀夫の事 »