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2007年1月 5日 (金)

マコカレイ釣り-2

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1月5日、マコカレイ釣り2日目、

今日は愚生一人で船釣りを楽しむ。

天気は快晴、風、波もなく、まるで湖で釣りをしている様な気分だが、

潮流が昨日よりもなお速い、120号の錘、1号の道糸で60度以上の角度で流され、渓流釣りの様。

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釣れるのは可愛い顔をした30cm前後のネコザメ君ばかり。

鮫肌とは云って然り、正しく白人女性の皮膚にも例えられるこの表皮層のザラザラ感は鮫の生存する上でどの様な意味があるのだろう。

サメといえば10年位前に、カナダのフレーザー川の上流で数人でチョウザメ釣りを楽しんだ時の事。

苦労して釣り上げた150kg以上もあるチョウザメを全員で抱えて記念撮影しようと、惚けた誰か(多分、地元のカナダ人だった?)が言い出した。

因みに、このチョウザメ釣りはガイドが前以って用意したキングサーモンの腐敗した卵を餌にして釣りボートの上から日本風の投げつりの様な方法で行われ、釣り人はビールでも飲みながら掛かりを待つ退屈な面白くない釣法。

ワールドレコードが確か1000ポンド以上で、捕獲が許されず、当然ながら帝王切開も許可されず、直ぐに逃がしてあげなければならない決まりがある。

日本人の力ではセイゼイ400ポンドが限界だろうと云っていたがその通りだと後ほど実感する。

余談だが、ちなみにこのガイド曰く、大型のカレイの一種であるオヒョウなら日本人の力では250ポンドが限界で巻き上げても途中で動かなくなり、引っかかったと言って糸を切ってしまう、とおっしゃていたが。

そこで、釣り針に引っかかったチョウザメを釣りボートまで引き寄せ、ガイドが歯のない口の中に手を入れ顎をつかみながら、釣りボートを静かに操り浅瀬に引っ張り込みむ。

続いて、間抜けな日本人を含む数人が釣りボートより降りて各々腕をまくり、二の腕で抱えるように水面より少し持ち上げ、

’渋い表情でハイポーズ’の瞬間、

今振り返れば当然の事ながら、
あのでかい体で急に暴れだし、皆さん全員、全身が真冬の冷たい水浸しと相成り、ある者は振り飛ばされたりと笑いの渦であった。

各人それぞれ今でも、その時、鮫の皮膚に直接触れた二の腕部に擦れた傷跡が思い出として残っている。

その国際的インチキ釣り師の中で、何をやっても運の悪い輩が一人いたが、彼は尻尾でほっぺたをおもいっきり殴打され、一瞬フラフラになったとか、その時に受傷した顔の擦傷痕ならぬ勲章痕を今でも自慢しているアナーキーな男を思い出した。

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お話が横道に逸れたが肝心のマコカレイ釣りに話を戻すが、

すっかり嫌気をさし、竿先が少し位、動こうが引き込まれようが他人に迷惑が掛かるわけでもなくほったらかして置いておく。

すると、重量感のある強烈な引きがあり、眺めていると

御高齢の船長が、直ぐに愚生の横にタモ網を持って来て構え、

「ハヤクアゲレ、アゲレ、コノー」、と気合の一言、

船長、次に意味不明の強烈な訛りのある早口言葉で、

「ババダババダババダ」?

鋭角な引きを楽しみながらゆっくり巻くと、ドラグを時々逆回転させながら体をクネクネさせつつ、どぎつい黄赤色の体色をした肉厚のババカレイが見事にネットイン。

船長、今度はゆっくりと曰く、

「他にまだいるはずだから早く次の仕掛けを入れろ」と、

一本は下げたままで、今掛かったばかりの二本目の針を直しているのにやや手間取り、

再度、確認すると入れっぱなしにしておいた一本目の仕掛けがぐちゃぐちゃになっており、オーナー針14号は完全に伸してしまった状態。

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船長曰く、「ババカ、ダコダ」、

訳者注;(ババカレイか若しくはタコが掛かり、逃げちゃったの意、だと思うが)

結局、マコカレイは愚生には釣れず、船長が大物を一匹釣りあげ、それをわけて頂きました。

お昼に終了、帰路は函館経由で、快晴、市内の気温8度、往復路とも全く雪はなく、街路樹の冬芽は膨らみ、落葉後の晩秋の感さえ漂う一日だった。

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コメント

遠路はるばると本当にお疲れ様でした。
早速のブログの書き込みも体力が有ればこそです。
確かに鈎が伸びていますね。
かなりの大物が針掛りしていたようですね。
ババガレイはマコガレイが菱形だとすると、長方形
なので抵抗が大きいですね。
鈎を折ったり、伸ばしたりする大物はまたの楽しみ
としましよう。
こんなに天候に恵まれた船釣りも珍しかったです。
今度は春のマコガレイ狙いでしようか。

投稿: oomasaka | 2007年1月 6日 (土) 22時04分

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