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2007年1月27日 (土)

恥の文化

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昨年、子供の頃、慣れ親しんだ海へ数十年ぶりで行ってみた所、その当時は綺麗だった海岸の砂浜はゴミ捨て場と化していたのには愕然とする。
ここ数十年でモラルがいっきに崩れてきている。

しかも日本が特に目立つ。

あの人口密度の高い、釣り雑誌にも取り上げられるマンハッタンのイーストリバー、ハドソン河には殆どゴミはなく、フロリダ半島の海岸線にも、又、キングサーモン釣りで有名なバンクーバー湾にも、ヨットで有名なオークランド湾にも、シドニー湾にも殆どゴミはなかった。

E・スエンソン著、「江戸幕府滞在記」にも記されているが、日本の街並みは清潔で、海岸線は非常に綺麗に整頓され、各港には水先案内人がいて云々とあり、シーボルトも同様の事を記している。

そして何より、日本には所謂’恥の文化’があったはずだがこの激変の裏には一体・・・。

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2007年1月21日 (日)

中鉢 良治の心

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その昔、マンハッタンのソニービルに何気なく立寄った時、IT最先端を突っ走っている日本企業独特の所謂、’活き’が明瞭に伝わってきた。

そのソニーに今、何か起きている。

ソニー社員は日本を背負っていると云うある種独特の自覚があり、他の会社の連中とは違うぞという自負があり、否、あったはずだが可也の社員のリストラから始まった、リチウムイオン電池からの発火、プレステ3の出荷遅れなどの考えられない三流企業に生じがちな極々初歩的なミスの連発等々。

そしていまや、化石となった団塊の世代が築き上げたアナログからデジタルに変わり、eva(経済付加価値)を導入し又もや失敗。

その難しい舵取りの中で、氏曰く、

今でも、とんがった社員から社長宛てに毎日のようにメールが来て、

「自分の研究は画期的だ」、

「やらないと百年悔いを残す、呪われるようになる」、

「直ぐに社長直轄で始めなさい」と、

そのうち勝手に会議にかけて何億という金を使おうとするんです。

と締めくっている。

ある意味、素晴らしいとんがった匠がいるではないか、

頑張れ、ソニー。

まさか、JALの無能、無気力な天下り経営陣の様に銀行に泣き付きなんて事は・・・考えたくもない。

さて、逆転ホームランは見られるか、独創性が今大きく問われている。

ソニー叩き上げの中鉢良治の心や、如何に。

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2007年1月13日 (土)

消えゆくカエル?

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1995年1月、オーストラリアのメルボルンに行った時に見かけた小さなハエ(シュウジョウバエ?)が昨年2006年1月に再度、遊びに行った時には、全く、見かける事無く、代わって日本とほぼ同様サイズで明らかに別種のハエが飛び回っており、自然環境の劇的な変化を感じる。

昨今、世界的に騒がれているカエルさんの大量死の原因が地球環境温暖化&真菌の一種であるツボカビ属 (batrachochytrium dendrobatidis) の皮膚感染と云われる報告がある。

ヨーロッパに於けるchytrid fungusに付いて

(両生類は世界的規模で減少、原因である真菌疾患は過去のサンプルも含めpcr等で検査した所、Spain, Portugal, Italy, Switzerland, and Great Britainの5カ国で認められた。
拡散予防を含めた管理は移動を制限、限定、)

水中のbatrachochytrium dendrobatidisの観察:検疫及び疾病コントロール

(感染した両生類の人為的移動によって拡散したこの真菌は7週間以上も水中で生存する事が判った、したがって検疫の際に一緒に持ち込まれる、水の他土壌等の汚染の可能性を指摘、)

サリン事件でおなじみの有毒ガス検知のカナリアと同様、カエル君は環境変化の指標とも考えられ、過去に、北米、中、南米等で同じく、大量死の感染例があり、そのツボカビの遺伝子配列データより、同一の菌と判定され、世界的な広がりを裏付けている。

では何故、こんなに世界中に広まったのか?

一説によると、1930年代にアフリカツメガエルよりこのツボカビが発見され、その後、アフリカツメガエルの組織片を応用した妊娠診断テストが開発され、世界的な取引きが1950年代に急速に拡大、併せてツボカビの感染は拡散されたとある研究者は述べている。

似た様なケースが、皇居のお堀にも、

お魚研究の大好きな皇居住民のお暇な御方が海外渡航され、お土産として頂いたブルーギルと一般に呼ばれている外来魚を気軽に後先の事を考慮せず、皇居のお堀の中に放流。

間もなく、大繁殖し、其処から日本国中に生息域を拡大し、各所で大問題を発生させているケースと大略、本質は同じ現象か。

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2007年1月 5日 (金)

マコカレイ釣り-2

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1月5日、マコカレイ釣り2日目、

今日は愚生一人で船釣りを楽しむ。

天気は快晴、風、波もなく、まるで湖で釣りをしている様な気分だが、

潮流が昨日よりもなお速い、120号の錘、1号の道糸で60度以上の角度で流され、渓流釣りの様。

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釣れるのは可愛い顔をした30cm前後のネコザメ君ばかり。

鮫肌とは云って然り、正しく白人女性の皮膚にも例えられるこの表皮層のザラザラ感は鮫の生存する上でどの様な意味があるのだろう。

サメといえば10年位前に、カナダのフレーザー川の上流で数人でチョウザメ釣りを楽しんだ時の事。

苦労して釣り上げた150kg以上もあるチョウザメを全員で抱えて記念撮影しようと、惚けた誰か(多分、地元のカナダ人だった?)が言い出した。

因みに、このチョウザメ釣りはガイドが前以って用意したキングサーモンの腐敗した卵を餌にして釣りボートの上から日本風の投げつりの様な方法で行われ、釣り人はビールでも飲みながら掛かりを待つ退屈な面白くない釣法。

ワールドレコードが確か1000ポンド以上で、捕獲が許されず、当然ながら帝王切開も許可されず、直ぐに逃がしてあげなければならない決まりがある。

日本人の力ではセイゼイ400ポンドが限界だろうと云っていたがその通りだと後ほど実感する。

余談だが、ちなみにこのガイド曰く、大型のカレイの一種であるオヒョウなら日本人の力では250ポンドが限界で巻き上げても途中で動かなくなり、引っかかったと言って糸を切ってしまう、とおっしゃていたが。

そこで、釣り針に引っかかったチョウザメを釣りボートまで引き寄せ、ガイドが歯のない口の中に手を入れ顎をつかみながら、釣りボートを静かに操り浅瀬に引っ張り込みむ。

続いて、間抜けな日本人を含む数人が釣りボートより降りて各々腕をまくり、二の腕で抱えるように水面より少し持ち上げ、

’渋い表情でハイポーズ’の瞬間、

今振り返れば当然の事ながら、
あのでかい体で急に暴れだし、皆さん全員、全身が真冬の冷たい水浸しと相成り、ある者は振り飛ばされたりと笑いの渦であった。

各人それぞれ今でも、その時、鮫の皮膚に直接触れた二の腕部に擦れた傷跡が思い出として残っている。

その国際的インチキ釣り師の中で、何をやっても運の悪い輩が一人いたが、彼は尻尾でほっぺたをおもいっきり殴打され、一瞬フラフラになったとか、その時に受傷した顔の擦傷痕ならぬ勲章痕を今でも自慢しているアナーキーな男を思い出した。

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お話が横道に逸れたが肝心のマコカレイ釣りに話を戻すが、

すっかり嫌気をさし、竿先が少し位、動こうが引き込まれようが他人に迷惑が掛かるわけでもなくほったらかして置いておく。

すると、重量感のある強烈な引きがあり、眺めていると

御高齢の船長が、直ぐに愚生の横にタモ網を持って来て構え、

「ハヤクアゲレ、アゲレ、コノー」、と気合の一言、

船長、次に意味不明の強烈な訛りのある早口言葉で、

「ババダババダババダ」?

鋭角な引きを楽しみながらゆっくり巻くと、ドラグを時々逆回転させながら体をクネクネさせつつ、どぎつい黄赤色の体色をした肉厚のババカレイが見事にネットイン。

船長、今度はゆっくりと曰く、

「他にまだいるはずだから早く次の仕掛けを入れろ」と、

一本は下げたままで、今掛かったばかりの二本目の針を直しているのにやや手間取り、

再度、確認すると入れっぱなしにしておいた一本目の仕掛けがぐちゃぐちゃになっており、オーナー針14号は完全に伸してしまった状態。

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船長曰く、「ババカ、ダコダ」、

訳者注;(ババカレイか若しくはタコが掛かり、逃げちゃったの意、だと思うが)

結局、マコカレイは愚生には釣れず、船長が大物を一匹釣りあげ、それをわけて頂きました。

お昼に終了、帰路は函館経由で、快晴、市内の気温8度、往復路とも全く雪はなく、街路樹の冬芽は膨らみ、落葉後の晩秋の感さえ漂う一日だった。

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2007年1月 4日 (木)

マコカレイ釣り-1

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1月4日、早朝、3人で沸元漁港を出港。

初めのうち、釣れるのはネコザメばかり、他には、可愛いイイダコ(上記画像)、

「これは旨いぞ」とは船長の弁。

民宿に泊まった際、ご無理をお願いし、このイイダコを料理して頂き、試食してみたが硬くてさっぱり美味しくなかった。

それに比べ、マコカレイのお刺身はさすがに超一流のお味であった。

このマコカレイ、他県では町おこしに一役買っているし、超高級ブランド銘を冠されているお魚さんなのにも関わらず、北海道では地元のお店に並ぶ事なく、其の殆どが関西方面へ出荷されるなんて馬鹿げた事だと、大政家さんは云われていたが、もしも事実とするなら悲しい現実と云うべきか。

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それでも忘れた頃にイシカレイは釣れるが本命のマコカレイはなかなか釣れず、試行錯誤しているうちにやっとの事で大政家さんに大きい立派な身の厚いマコカレイが釣れる。

又、キャビンの陰がなんやら騒々しい。

こちらからは見えなかったもう一人の釣り師に大物が掛かったらしく、
慎重にリールを巻き上げている途中で強烈な引きが2度ほどあり、竿先がいっぺんに上を向いてしまったとは後程の談。

船長曰く、「50cm位のババガレイだベー」と、捨て台詞。

なんと釣り針が真ん中からヘシ折れてしまう事故発生、悔しそうな素振りは見せなくとも内心は・・・推して知るべし。

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肝心の未熟な愚生、シャクリのパターンを色々と変えやってみるが応答なし、やがて魚信があり巻き上げると、ヒレに針が引っかかった状態でマコカレイが上がってきた。

その後も、シャクリ続けるが釣れないのでほったらかしておいた所、又、喰い付いてきた。

なんとも、ひねくれたこの時期のマコカレイだが後半にはイシカレイも混じりそれなりに透明度の高い海で楽しむ事が出来、満足。

お昼に終了、その後、松前城を見に行き、帰り道で知内温泉に入浴、前日に予約済みの沸元漁港近くにある民宿に投宿する。

其処の女将さんは面白い方と云うか、純朴でもあり、不思議な御人で、

こちらから話しかけても挨拶はせず、ニコリともせず、なんしに来たんだ、と言わんばかりの対応である。
又、愚生を睨みつける様な素振りで訛りが強く、こちらからお風呂、食事時間等の質問をしても殆ど答えてもらえない。

窮した愚生、慎重に言葉を選びつつ、精神科の医師ではないが少し謙って、微笑みつつ、諭すようにゆっくりと、

「何故なの、教えて頂けませんか」?と再度、御丁寧な質問した所、

「あんたのコトバ、ワカンネー」と全人格を否定された様な・・・可也、きついお言葉で、怒られる始末。

きっと、女将さんの眼には愚生の素振りが異邦人の様にしか写らなかったのだろうか。

しかし、不快感などなく、逆に朴訥なにおいを感じる。

視点を変えると、

他の哺乳類は幸いにも持ち合せていなかった、人としての根源的な’悪’と言われる、

おごり、ねたみ、自己中、怠惰etcを払拭したこのパフォーマンスは感慨深いものがある。

愚生、世界中、色んな所で投宿した経験を持つが、生まれて初めて聞かされたフレーズであった。

今から十数年前、スイスのとある田舎町、殆ど外国人は訪れないような’蚤の市’でドイツ語とイタリア語をミックスした様な言語を話すオヤジさん相手に気に入った古いカメラを値切りまくって買い交渉をしていた時のこと、

そのオヤジさんから、

「お前、一体なに人だ」と云われて以来のカルチャーショック。

・・・・・

イイネー、実にいいですねー、田舎は、

これで生きてゆけるのだから。

追記:日本の古い’純’な里の習慣がまだ残っている事を記したのであり、決して誹謗中傷ではありません。

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2007年1月 3日 (水)

沸元漁港へ

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新年、はるか彼方の道南、沸元漁港沖で初釣りに出発、勿論ねらいはマコカレイ釣り。

途中、お昼過ぎに有珠善光寺で初詣、大漁祈願、入り江より駒ケ岳をパチリと一枚。

今回は一人での釣行予定だが大政家さんに車中より連絡すると、快く同行して下さるとの事に。

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薄暮の中、蝦谷漁港まで来た時に再度、駒ケ岳をパチリと一枚。

函館市で大政家さんに釣り道具を選んでもらい、その後、一緒に食事を楽しみながら仕掛け作り、お魚さんの集め方、コズキ方の本格的なレクチャーを夜遅くまで受講する。

釣りに対する憧憬の深さにはく感心させられ、又、釣果には直接、間接に結び付かなくても奥の深さ、面白さを再認識。

その後、海岸線を沸元へ。

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2007年1月 1日 (月)

リサ・ランドールの5次元宇宙

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NHK、御正月テレビ番組で、リサ・ランドール博士に宇宙飛行士の若田さんがインタビュー、放映されていたが最後の数分間ほど見ることが出来た。

現在、人類の存在している所は3次元だが宇宙には時間軸と、他に別方向の未来軸があり5次元宇宙を形成しているとし、我々の宇宙は途方もない規模の5次元宇宙の一部であるとする論理を展開していた。

もしも、
キリストが、釈迦が、或いはアッラーの神様達がこの仮説を聞き、理解し得たなら失神してしまうか。

そして、もしも事実なら失業してしまうかも。

聞くほどに難解な理論だが、我々ちっぽけな生命体は今、現在3次元に存在していると云うべきか、存在しているはずだが?

愚生にとっても実感として全く理解不可能であり、誰か判り易く説明してほしい。

ニュートンの力学からアインシュタイン相対性理論、ホーキング博士宇宙論、そしてリサ・ランドール博士の5次元宇宙論と今、世界中から最も注目されている理論物理学者であり、今年中にスイスで実験を行う予定らしい。

独創性並びに想像力に富んだすばらしい科学者の様にお見受けした。

最後に、今後の重要な3つの単語を上げた。

探究心、

理解力、

友情、

もし、立証されたならsfの世界ではないが、時空を超えて行き来が可能となったなら、現在の科学、生物学をはじめ宗教、哲学に至る大変革が・・・・・

なんて新年の夢の又夢・・・・・。

是非、子供達に見せたい番組。

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