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2007年7月15日 (日)

オショロコマとdolly varden

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7月14日、霧雨、曇天、台風4号接近の報の中、早朝、与作と一緒に渓流釣りに行く。

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まだ明けきらぬ薄暗い中、与作は冷水の中で周囲の臭い、もの音に注意をめぐらし、ご主人様のガードに徹してくれる。

第一投目、着水とともにアメマスが喰い付く。
独特の重たい感触を楽しんでいると、やがて丸々と肥えた綺麗な魚体を披露してくれた。

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早瀬の中、
今度は対岸に向け投げ込むと大きな弧を描きつつ流されポイントと思しき所で、ニジマスが銀色に光る幅広い魚体を見せてくれ、数回ジャンプしつつも強引に岸に挙げる。

産卵中だったのか小さな薄黄橙色の卵が出てきた為、写真撮影をせず、直ぐに川にもどしてあげる。

今度は場所を変え、上流部に行き、流速の遅い、深い溜まりを流すと、’引き’自体は面白くもなんともないが、
久しぶりに25cm位の、腹を膨らまし、しかも胸、腹鰭の下方の部位を白くしたオショロコマが喰い付てくるではないか。

日高山系では近年、滅多に釣れるお魚さんではないし、近年その数を減らしている。

やはり、皮膚にはパーマークが残り、アメマスの白点模様と云うよりはイワナに似た、より小さい白点模様が全身にあり、特徴でもある体側中央部より下方に見られる美しい朱色の斑点を有している。

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前にカナダのバンクーバー島でスチールヘッド釣りをしていた時、
偶然にも似た様な皮膚模様の、黒っぽい60cm位のお魚さんが掛かり、

現地の釣りガイドのディビスに、

「地球の反対側から態々そんな小さいトラウトを釣りに来たのか!」と、おもいっきり冷かされた事がある。

記憶違いでなければ地元の連中はたしか、

dolly?とか、

dolly vardenとか、

呼んでいたお魚さんにオショロコマはよく似た外貌をお持ちだが体型は可也小さい。

北海道と北アメリカの動植物、特にトラウトの類、人種のルーツは共通する所も多いのだろう。

お魚さんに限らず、バンクーバー市、内外で出会ったnorth american indianと云われる先住民族と、ここ北海道のアイヌ民族は当然の事ながら殆ど見分けが付かない位よく似ている。

所で、
其処では同じ所、同じく川底で、同じサイズのオショロコマが次々と喰い付くではないか。

邪推するに
アメマス、ニジマスに比べて、お顔は優しく、下顎は弱々しく、体型も劣る故に上流部に追いやられたのだろうか?

だとするなら、ニジマス、ブラウントラウトの類の放流はオショロコマにとっても決してよい事ではないのではないかな?

生態系の知識は全く無いが、
この時期に産卵床を作り、何匹ものオショロコマがメスの周りに集っていたのであろうか?

確か、オショロコマの産卵は秋だと思っていたけれど?

愚生の勘違いか?

勿論、総て, catch & release ではあるが悪い事をしてしまった。

氷河期の生き残りで、希少種とも言われ源流部にしか生息しないお魚さんに対し、配慮を欠いてしまった。

ここでは、釣りを控えるべきであった。

大反省。

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