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2007年8月28日 (火)

世界一の美女に選ばれた人のお話

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森 理世さん、
近年、大和撫子の評価が上がりつつある中に於いて2007年、ミスユニバース世界大会で彼女は優勝する。

彼女は幼少の頃からジャズダンスを習いはじめたとの事。

現在、マンハッタンに住み、hiv予防キャンペーンにも取り組んでいるらしい。

其の書の中で
バレイ学校の名誉教授に指導を受けた所、次の様なアドバイスを授けられたと記している。

「人から評価される為にではなく、自分の為に踊りなさい。
余計な事は考えず自分の気持ちにそって踊りなさい、云々と」。

蓋し、これ名言である。

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同様のフレーズを
法隆寺、最後の棟梁と称された、宮大工の西岡常一氏も述べておられた。

氏曰く、
「お堂を建立する時、まず最初に行う事は、自分の心にお堂を建てる事である」と。

其の解り易い説明の中で、
建立時期は異なるが、国分寺と法隆寺の違いを的確に説明されていた。

技も材料もあまり違わないのに国選のかり集められた大工が建造した国分寺は現在殆ど壊れ、消失しているのに対し、法隆寺は今も尚、立派に建っている。

其の違いは、
’大工の心の違い’であると述べておられた。

森 理世さんをご指導された何某名誉教授のお言葉と西岡常一氏のお言葉に時代は異なっても共通する流れを感ずる。

それを洋の東では釈迦の心、

洋の西では神の心という事なんだろうか。

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2007年8月25日 (土)

宮本顕冶の心

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宮本顕冶に対するイデオロギー、政治信条をここで述べる気は全く無い。

又、決して共産党にシンパシーなど感じず、むしろ化石化してしまった、自爆装置を所有しないこの政党に哀れみの情すらも今では沸いてこない。

愚生らの団塊の世代は、新宿騒乱事件に代表される学生運動を大なり小なり経てきている。

当時の大きな、ある種、全世界的な、時代的流れの中で、幼稚ながらも理想の極致と夢想した、共産主義革命を目差した共産党のトップの座にこの男は長年居座る。

凄まじい、残虐な、’あのリンチ殺人事件’を犯し、無期懲役刑にも拘らず戦後、政治犯釈放という形で娑婆に出てきた事が、ある意味で戦後の日本政治史の汚点となってしまう。

しかも、戦後一貫して党を挙げて’あのリンチ殺人事件’を白々しく無罪を主張、徹底した反対派の粛清、弾圧そして殆ど’超独裁者’として君臨する。

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諸外国の共産党は,
時代と共に次々と変革を遂げる中にあって、遣り残されてしまった古典的な共産党は日本共産党と金 正日の率いる北朝鮮の共産党だけになったそうな。

40年前後トップに君臨するに至り、老醜、老害をさらけ出す様になっても誰も’引退の一言’を言い出せないでいた。

お恥かしい話である。

ある人が言っていたが、
組織にはそれ自体の意思もないし、個人には個人に対する義理はあるが組織に対して義理など無い、組織はそれぞれに利用する人間によって動かされているにすぎないと。

さて、
故宮本顕冶は、己の誰もが有するであろう人間の根源的なエゴと日本共産党の行く末をどの様に操り、将来に向けた方向性を示しえたのであろうか。

何れ、明確に断罪されるであろう。

否、されなければならない。

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2007年8月12日 (日)

豊饒の海

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無理を承知で御願いし、態々我が家に泊まって頂き、釣りの貴重なアドバイスをしてくれた函館のkomasaさんと一緒に8月11日、近くの太平洋で釣りを楽しむ。

出港前に老船長さんが、

’今日は新しい根に行くよ’と

小声で教えてくれる。

これは、ひょっとして面白い事になるのではと内心ゾクゾク。

愚生、数日前より罹患した風邪の為、咳、鼻水と格闘しながら早朝より霧雨の中、船縁に釣り竿を2本セットする。
左側には従来、使用している正攻法の「アドバの仕掛け」をメインに、誘いを掛ける為の竿。
右側には15年位前に何処かの釣具屋さんのバーゲンで購入した軟弱な、同一竿2本組で3千円程度の錆付いた竿に、前々より面白おかしく考えて自作した「ヘンチクリンな仕掛け」をセットし、殆ど置き竿とする。
詰り、此方はどうでもよい、「インチキな竿」という事。

さて、
釣り開始後、直ぐにkomasaさんの見事なコズキをいれた竿にマガレイが掛かる。

愚生にも遅ればせながらマガレイが掛かる、然し、こずき、誘いを頻繁に行っている左側の竿にではなく、右側、ほったらかしの「ヘンチクリンな仕掛け」をセットしたインチキ竿が断然、喰い付きが良いではないか。

其の内、インチキ竿の「ヘンチクリンな仕掛け」に大物が喰い付く。
竿を付け根から大きく上下させ、リールを逆回転させながら、やがて大きなババカレイ特有の背中が海中に見え、船上、大騒ぎの中、無事ネットインする。

その後も、このインチキ竿に面白い様に喰い付く。
マガレイの大物、アブラコ、そして2匹目、3匹目のババカレイ等々。

ここは不思議な所で、背側の御上手な釣り氏はオオナゴを用いた本格的なソイ釣りとカレイ釣りの可笑しな組み合わせの2本立てで、コンスタントに両者を釣り挙げられていたが大物ソイも何匹か混じっていた。

又、9時頃、このインチキ竿が根掛かりする。
シャクっても、又、曳いても全くビクともせず、ほったらかして置く。

其の内、船の移動に伴ってなんとか外れたみたいだけれど、何か異様に変な感じ。

とんでもなく重たい、しかも半端な重さじゃない。

両膝を曲げ両手で竿をかかえ、必死でGに耐える。

力いっぱいあおっても初めのうちは殆ど動かなかった者が、少し時間が経つとほんの僅かながら挙がってくる、然し、中々リールを巻けない。

土左衛門様か??

はたまた、超特大なタコか?

何とか踏ん張りつつ我慢し、やがてリールがほんの少しずつながら巻ける様になり、海底から10mも挙がった所で、スーと軽くなる.......。

残念、無念。

掛かってからの所要時間は、5-6分、楽しい夢を見させてくれた。

断腸の思いで針を確認してみた所、タコの薄皮が数センチほど残っていた。

其の後にも同様の事件があり、針には、今度は吸盤だけが残されていた。

komasaさん同様、最後まで笑いと興奮、そして新発見の絶えない、豊饒の海であった。

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2007年8月 4日 (土)

安倍晋三論

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身内に総理、閣僚経験者を持ち、小、中、高、大を成蹊大で終え、Long Beachの語学学校に通い1978年、南カリフォルニア大学に入学許可されるが翌1979年、未卒業でdrop outした経歴の持ち主。

其の後、神戸製鋼に入社、外務大臣であった父、晋太郎の秘書から、衆議院議員となり、小泉首相後の現在に至っている。

司馬遼太郎は長州人論として、

「戦国期には’中国者の律儀’といって毛利と同盟すれば裏切らないと大名のあいだでは評判であった」と述べている。

一般国民も同様に、長州人のある意味での誠実さ、そして幕末期の革命を演じた行動力に似せ、同郷人である安倍晋三に大いに期待したのであろうが結果は全くの逆であった。

所詮、時代感覚の欠如、庶民感覚の欠如、思慮深さに欠け、世間知らずのぼんぼん、イデオロギー上は困った事に極右ときている。

こんな未成熟な男に政権を担当させた自民党。

経済界と異なり、
今の政界は、旧態通りの老害が蔓延り、人材不足は可也深刻であり、日本の進路が危機的な状況である。

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安倍晋三は又、政界のサラブレットとも揶揄される。

サラブレットとは、血統、品格、実力とも素晴らしいとされ、其の期待を一身に受け競馬場に登場する馬達の事を云う。

其の競馬場には優秀なサラブレットが沢山おり、其の中でも一握りの超エリートが持て囃される。

逆に能力の欠如した、結果の出ない殆どのサラブレット達は用途変更と一般的に云われている、乗用馬等に使用される事となる。

然し、用途変更とは美辞的な表現であって、其の実際は殆どが屠殺される運命にある。

さて、本論に戻るが、

言質、顔貌に頼り無さ、自信欠如があまりにも目立ちすぎるこの男。

周囲に煽てられ、又、血族的に政治家になってしまった事、否、されてしまった事が悲劇の幕開けとなってしまった。

例えばアメリカ、中国の政治史にみられる様に、
政界のトップを目差す野心を抱き、策謀を張り巡らし、過酷なまでの政争を生き抜いて選出された政治家から、この三流の、ドタバタ田舎喜劇の主役を演じる我等が安倍晋三を視れば、一体、どの様な答えが返ってくるのであろうか。

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