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2007年8月25日 (土)

宮本顕冶の心

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宮本顕冶に対するイデオロギー、政治信条をここで述べる気は全く無い。

又、決して共産党にシンパシーなど感じず、むしろ化石化してしまった、自爆装置を所有しないこの政党に哀れみの情すらも今では沸いてこない。

愚生らの団塊の世代は、新宿騒乱事件に代表される学生運動を大なり小なり経てきている。

当時の大きな、ある種、全世界的な、時代的流れの中で、幼稚ながらも理想の極致と夢想した、共産主義革命を目差した共産党のトップの座にこの男は長年居座る。

凄まじい、残虐な、’あのリンチ殺人事件’を犯し、無期懲役刑にも拘らず戦後、政治犯釈放という形で娑婆に出てきた事が、ある意味で戦後の日本政治史の汚点となってしまう。

しかも、戦後一貫して党を挙げて’あのリンチ殺人事件’を白々しく無罪を主張、徹底した反対派の粛清、弾圧そして殆ど’超独裁者’として君臨する。

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諸外国の共産党は,
時代と共に次々と変革を遂げる中にあって、遣り残されてしまった古典的な共産党は日本共産党と金 正日の率いる北朝鮮の共産党だけになったそうな。

40年前後トップに君臨するに至り、老醜、老害をさらけ出す様になっても誰も’引退の一言’を言い出せないでいた。

お恥かしい話である。

ある人が言っていたが、
組織にはそれ自体の意思もないし、個人には個人に対する義理はあるが組織に対して義理など無い、組織はそれぞれに利用する人間によって動かされているにすぎないと。

さて、
故宮本顕冶は、己の誰もが有するであろう人間の根源的なエゴと日本共産党の行く末をどの様に操り、将来に向けた方向性を示しえたのであろうか。

何れ、明確に断罪されるであろう。

否、されなければならない。

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コメント

ちょつとコメントの付けようがないのですが、日本共産党の支持率は低位安定状態であり到底今の政治状況を変えるような力を持つとは思えませんでした。
それにも拘らず色々な方から言われるのはやはり気になる政党なのでしようか。
公明党をも下回る支持率ではどうでしようか。
個人的には政策で同感する部分も他の政党と比べると多かったです。

投稿: 清水小政 | 2007年8月28日 (火) 13時16分

こんばんは、komasaさん

矢張り、論じられなければならない事は、
故宮本顕冶は党内に於ける自由闊達な議論を極力遮り、その無謀とも思える方向性に相対する意見を可能な限り排除し尽してしまった事でしょうか。

ヨーロッパに於いても、中国に於いても共産主義は確実な変身を遂げているにも拘らず、気が付けば地球上には金 正日と宮本顕冶の二人位しか存在しえず、しかも其処には、共産主義革命指導者とは程遠いグロテスクな独裁者の顔が。

時々早朝に見かける、
赤旗新聞配達の純朴そうなおじさんの気持ちを思うと、出来る事ならオープン化された共産党組織に変わる事を願いますが果たして.....。

投稿: 与作 | 2007年8月28日 (火) 21時23分

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