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2007年11月 8日 (木)

野鳥の事故

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早朝、ベランダに出ると体長が約20cm、薄こげ茶色の綺麗な野鳥が一羽たおれ、もがいている。

手にとってみると、呼吸も遅く、眼瞼を閉じたまま、全く抵抗しようとしない。

愚生、両手の掌中で暖めてあげると次第に動き出す。

まず最初に頭部を回し出し、まわるい綺麗な眼を開け、少しずつ動き出す。

ここは何処、貴方は誰、だったのだろう。

やがて平衡感覚も回復、後肢はまず第三趾列が動き出す、次に第一趾列も動き出し数分後にはしっかりと指に掴まる事ができる様になる。

次に嘴で愚生の指を突っつくある種の攻撃行動をとるようになる、これが可也の力で結構痛い。

Imgp7270

よくみると嘴は短いが付着部が大きく発達している。

こいつ、咬筋が可也発達しているらしい。

鳥類の下顎骨は他の哺乳類と異なり、直接、側頭骨と関節結合せず方形骨を介し、他の部位でも関節結合が多いのが特徴又、眼球を容れる眼窩はすこぶる大きく、頭蓋骨の骨質は薄く、しかも丈夫に出来ており各頭蓋腔を包んだ気室が発達している。

詰り、非常に軽く、衝撃防止装置も完備、まるでスーパーカーの様に無駄を省いた構成だ。

例えば、キツツキが木に穴をあける時、その凄まじい衝撃が頭部に加わっても脳自体は保護されるわけだ。

それに比べ頚椎、頚側筋肉、靱帯は貧弱なので我が家のガラスにぶつかると直ぐのびてしまうのだろう、だが頚椎の可動性、柔軟性は速く飛ぶ時でも頭部の’ブレ’を極力防ぐ役目も担い視点の’ズレ’を防ぐ役目も担っているのだろう。

頚椎の数は哺乳類詰り、人でもキリンでも7個だが鳥類は頸の長さにより頚椎の数は異なる。

Imgp7274

こいつ、上部画像にある様に右側手根部に挫傷痕があるが、運良く、no fracture, no paralysisだったのだろう、ストレスも考慮し10分後、周囲にカラスのいない事を確認し、放鳥してあげるとおぼつかない羽ばたきながら何事もなかったかの様に去ってゆく。

名前は何ていうんだろう。

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コメント

シメというアトリ科の鳥ですね。
ペンチのようなクチバシで固い木の実も割って食べます。

投稿: はたみ | 2007年11月 8日 (木) 15時35分

はたみさん、

シメと云うんですか、アドバイスを有難う御座いました。

実は食い付かれた指はとても痛く、まだ疼きます。

ここ数年、北海道の日高でも散見される様になりました。

投稿: 与作 | 2007年11月 8日 (木) 19時25分

昔稲刈りが終わった時期になると、納屋にスズメが出入りしていたので棒で叩き落として食べていました。
今ではすっかりメロン畑ばかりになってスズメの姿を見かける機会も少なくなりました。
昔の田んぼは多くの生き物を育んでいたと、今更ながら知らされました。

投稿: 清水小政 | 2007年11月 9日 (金) 12時40分

こんばんは、komasaさん

愚生の周辺では僅かながら田んぼは残っております。
春の田植え期、秋の収穫期と素晴らしい景観を見せてくれています。

その後に、色んな鳥達がやって来てくれます。

投稿: 与作 | 2007年11月 9日 (金) 18時29分

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