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2008年1月30日 (水)

死を覚悟した瞬間-もぐる熊?

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友人と渓流に到着後、上、下流方向に別れ、いよいよ釣りを始める。
釣り針に餌のミミズを付け川上からポイントに流し込むと、面白い様にニジマス、アメマスが食い付いてくる。

ほとんどが35cm以上だ、40cmを超える大物になると道糸がピュー、ピューとなり、両手で竿を保持してもなかなか挙がってこない。

中には精悍な顔付きで、頭が小さく腹が異常に膨らんだ凄い馬力を持った奴もおり、この寒い時に一体何を食しているのやら。

滅茶苦茶、面白い。

釣っては逃しながら、強烈な渓流魚の引きを楽しみつつ徐々に釣り下がって行く。

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なおも釣り下がると、正面に垂直に峻立した絶壁の麓にある岩に、大きな流れがぶつかり深く渦を巻き、大きく左側に流れを変え、続いてすぐに逆の右側に蛇行し、その先はこちらから全く見えない、深く流れの早い大きな滝つぼの様な絶好のポイントに出くわす。

早速、愚生は流れの早い川に入って腰まで浸かり、水流を後方からまともに受けるので流されない体勢でゆっくり中央部あたりまで注意しながら進み、川の中央に立つ。
そして、魚が掛かった際、取り込む場所まで確認し、両足が水流でさらわれない様に再度踏ん張るようにして竿を川下へ振りこむ。

さあー、一発で掛かるはずだ、

第一投目、流れに乗せ餌を深い溜りに沈め込む、

ところが食い付かない、おかしい!

第二投目、やはり食い付かない、なにか変だ!

経験上、こんなに釣れるポイントの連続する川で、しかも抜きん出てすばらしい溜りでアタリが無いなんて、落石でもあったのだろうか。
それとも何者かに荒らされているのではないのだろうか。

いやな予感が走る。

と、瞬間的に流れ下がった右側の岩陰辺りで渦巻く深い溜りの中を何かが浮いている信じられない光景が目に入る。
                              
                              -続く

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