« スターリンと偽科学とdna | トップページ | 王室と皇室 »

2008年2月25日 (月)

エゴイズムと遺伝子工学

Imgp9140

元宇宙飛行士の秋山豊寛氏は’農’の原点に立ちつつ福島の山奥からご意見を発信されている。
「人間の暮らしはせんじつめれば、食べて眠り、そして次世代を作るという事を紡ぎ出し織り出してきたものという気がします」、
と著書、’鍬と宇宙船’の中で的確に述べておられる。

秋山氏の現代に対するアンチテーゼとして、あえて半世紀も前の思考、実験的とも思われる自給生活から得られる貴重な農、食料論、そして清貧なる人生論に団塊の世代の一人としてある種のシンパシーを感ずる。

所が生物としてのヒトといわれる固有主は増殖を自己抑制するシステムを所有せず、いつのまにか哺乳類のトップに君臨してしまい、例えるならゴキブリ以上の勢いで地球上に異常繁殖し続けている。

その中でも、極一部の人は死後も再び現世に生きかえる事を夢を見ているらしい。

アメリカではウォルトディズニー氏をはじめ、既に死去されたごく一部のお金持ち等が高額なお金を支払い、生前のご意思通リボディバッグに納まり、freezingされているらしい。

やがて何時の日か技術が解明されたあかつきには、解凍されこの世に再度ご登場する日をドライアイスの中で首を長くして待っていらっしゃるとか。

その際、あまりのカルチャーショックで、ボディバッグに再び収容されなければよいが。

その時、キリスト様はビックリして腰を抜かさないだろうか、それとも再度、復活のお祈りを快く引き受けてくれるかどうか。

Imgp9144

アンチエイジング、anti-aging/抗加齢という概念が近頃、声高に叫ばれている。

50年に一度、科学史に残る大発見があるといわれているが、
J Watson、F Crickによって発見されたdnaの二重らせん構造の発見から50年後の2003年、ヒトの設計図とも言われるゲノムマップが解明される。

それを元に、遺伝子工学技術を駆使し老化や死の遺伝子を破壊し、自分のクローンを作出、記憶力、体力を向上させる遺伝子、病気を引き起こす遺伝子等を生殖細胞レベルで改造する。

こんな夢物語が理論上は既に可能だし、動物実験では成功している。

いずれ寿命が二倍になるだろうと言われ、臓器を栽培、販売し破損、又は機能低下したパーツを交換する事もいずれさほど難しくもなくなるだろうと言われ確実に実行される時が来る。

現在の世界人口は66億人として年間に7500万人ずつ人口が増加しているらしいが、地球上で収容出来得る能力は80億人と言われている、詰まり2020年~2030年には満員御礼に達するだろう。

しかし、その簡単な計算式にはアンチエイジングの理論値は採用されていないのでまだ速まる可能性は十分にある。

悲観的唯物論者ではないが、全地球的に水、食料を含めそうなった場合我々はどう対処するのだろうか、論点にすらなっていない。

始皇帝は不老不死を薬に求めたが、今は遺伝子工学の出番、

やはり、人間という動物の根源的で最大の欲望は不死であろうか。

|

« スターリンと偽科学とdna | トップページ | 王室と皇室 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/47604/10739505

この記事へのトラックバック一覧です: エゴイズムと遺伝子工学:

« スターリンと偽科学とdna | トップページ | 王室と皇室 »