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2008年2月18日 (月)

どちらかが嘘をついている

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優秀なスポーツ選手のトレーニングで鍛え上げられた骨格、筋肉の発達,パフォーマンスもさる事ながら、ハードなトレーニングだけで果たしてそこまで立派な体型が出来るのか、昔から漠然とした疑問があった。

ドーピングの歴史は検査テクニックとイタチゴッコとも云われ、愚生の知る所、古い所ではローマオリンピック当時、特に共産圏出身の選手が多用し、強烈な副作用により当時のメダリストの多くは、その後各種疾患を患い短命であった事が報告されているがその凄まじい副作用に驚いた記憶がある。

副作用の知識の有無、そして、そこまでしてもやるのか、やらざるを得なかったのか、分からないが共産圏と呼ばれた国状の違いを日本人の一人として思い知らされた事がある。

所が、時代も大きく変わり、副作用も軽減された今、アメリカのプロスポーツ選手の多くは下層階級出身といわれているが、体を大きくする為に、幼年期よりほぼ100%ステロイド剤を使用しているらい。

所が、オリンピックドーピング委員会の影響からか、昨今規制が喧しくなり、過去に使用経験のある選手にしてみると、’何を今さら’といった所がどうも本音らしい。

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従って、過去の名声に傷を付けたくない有名選手は高額な弁護士を雇ってでも徹底して否定するのだろう。

mlb大リーグの薬物汚染を調査しているアメリカ下院の公聴会がワシントンで13日開催され、ニューヨークヤンキーズのロジャークレメンスが弁護士を伴って出席し、彼の個人トレーナーだったブライアンマクナミーと舌戦を繰りひろげ、その模様はライヴで全米中にテレビ放映された。

個人トレーナー曰く、ステロイド剤、ヒト成長ホルモン剤をロジャークレメンス本人からの指示により彼自身に注射したと証言したのに対し、逆に、クレメンスは受けた注射はビタミン剤であり違法ではなかったと証言した。

心情的にはサイヤング賞を数度受賞しているロジャークレメンスを応援したいが、苦しい答弁が目立ち、同委員会のワックスマン議長は言及を避けつつ、どちらかが嘘をついているとし、FBIも捜査中、もしも有罪が確定すると、日本の偽証罪と違い数年の禁固刑を伴う厳しいペナルティがある。

しかし、そこはある意味で自由の国アメリカ、市民も大方、虚言と知りつつも興味を寄せSFジャイアンツのバリーボンズ同様に同情論も飛び交うが危うしアメリカンヒーロー。

余談だが日本でも過去に引退した元横綱力士を含め、疑わしい事例には事欠かない?

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