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2008年9月20日 (土)

かたわ動物でいっぱい

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人類の有史以来、いよいよ食糧、環境に危機が迫ってきている。

歴史上、四代文明は徹底して近隣の豊かな森林をぶっ潰し生産活動の為、あるいは食糧を得る為に農耕牧畜文化を発達させ繁栄はしたが、必然的に生じた砂漠化でその四代文明は全て終焉を迎えている事は今の中学生の方がより詳しいだろう。

人間が選択したその生存方法は大きな誤りであった事の証明の様ですらある。

農耕牧畜文化、詰り牛を飼い、乳肉を食料とするには大量の穀類、及び広大な草地を必要とし、最近の研究では牛によるCO2排出量は総排出量の約10%を占め、環境汚染物質のアンモニアは総排出量の60%以上が牛の消化器等より発生しているとする牛悪玉論のにぎやかな事。

乳牛をあえて差別用語で表現をすれば、自己増殖抑制システムの欠如した人間と称するおごり高ぶった動物が人工的に作ったある種の’かたわ動物’だ。

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人類がはじめて牛なるものを飼養した時の泌乳量は極僅かだったのだろうが、トウモロコシ、穀類を食べさせると乳量が増加する事がわかり、加えて徹底した品種改良の結果その泌乳能力は異常とも思えるほど高くなった。

現在の酪農は世界中から動物虐待として顰蹙を買っている美食家のフランス人が考案したガチョウを狭いゲージに閉じ込め、嫌っているにも拘らず、無理やり、じょうごで高蛋白、高カロリー食を胃内に流し込み最終的に病的脂肪肝を造るフォアグラ生産と似てなくもない。

牛にしても、ガチョウにしても、心身とも健常な状態とは程遠い、まして動物本来の尊厳なんて何処へやら。

突詰めると究極の酪農は牛体を用いず、オッパイ、つまり乳腺組織だけを培養し、牛乳を作る方法に辿り着くのかもしれない。

解剖学者の養老孟司氏が
「今の日本人の生活はどう見たって贅沢の極み、こんなものがつづくわけないよ」と仰っていたその言質も妙に気になる。

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