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2009年5月17日 (日)

ラーメンに敬意をこめて

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歴史的大事件は我々夫婦の座した隣席で発生した。
30年以上前、カリフォルニアの何処だったか今では定かじゃないが、そのお美しき淑女は昼頃、日本食レストランにお一人で来られ、我々横の椅子に座り、ラーメンを颯爽と注文したのだが、悲しい事に初挑戦だったらしい。

割り箸の間からツルツルすり抜ける麺の滴が淑女のお高いお鼻を攻撃、その度に拭うの繰り返し、やがて、とんがった先端は赤くなり、食べ終える頃には湯気も立たず40分以上要した。

のろまで生真面目なお作法をビールの最高の肴に、笑いを堪えるのに大変だった事を思い出す。翌日、淑女のお澄まし顔は鼻を中心として広範囲に一度の火傷で赤く腫れあがったかもしれない。

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北海道の片田舎に到着したばかりのお若いニュージーランド人&オーストラリア人をラーメンで東洋のお作法をチェックした所、ご両人とも上手にお箸を使いこなし、もちろんズルズル吸引しなかった。その際、自分等の両親はスパゲッティを急いで食べる時などは隠れて吸引しているよと、ウィンクしながら内緒で教えてくれもした。

NY9.11テロのはるか前、NY、マンハッタン6番街、ミッドタウン界隈で夜中までハシゴ酒、何故か本能的に辿り着いちゃった札幌ラーメンの銘の入った暖簾をくぐり、ススキノ気分で、お茶漬けを急いでかき込む様に、どんぶりを最後は逆さまにして空っぽにしてしまった所、但しズルズル吸引ぬきだが、周囲の見ず知らずのアングロサクソンより拍手がわいた。

深酒ついでに、
「上流階級の日本人は、『あー、喰った、喰った』と云うんだ!」と正しいマナーを伝授したら、
皆、「ah,k-tta・・・,k-tta・・・」と間抜けた発音で、はしゃいでいたのであります。

つい、酔っ払いの狂信的ジャポニズムを披露してしまった。

翌朝、少し反省!!

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2009年5月 8日 (金)

うれし恥ずかし朝日ジャーナル

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「バカヤロー、イデオロギーと喰い物の嗜好は強制するな!」等とのたまって、左旋回癖が鼻についた「朝日ジャーナル」など二度と読むものか、廃刊になって当然と思ったのはいつだったか。

だが、狂乱バブルが発生、1990年春以降、バブルの紳士は一掃され、やがて筑紫哲也氏も亡くなって・・・。

今では田舎のお年寄りでも知っているグローバリゼーションなる伝染病が地球を覆いつくし、何時もイノベーションを心がけていないと、いつの間にか負け組みになってしまうという過酷な時代に突入。

その言い出しっぺのアメリカは、やりたい放題で世界を巻き込み、経済は自爆寸前にも拘らず、アフガン侵攻など、ナショナリズムとエゴイズムに満ち溢れたアングロサクソン種族による好戦的な一人勝ちを標榜する一神教的思考

国会はお坊ちゃま育ちで、リアリズムに欠けた幼顔の世襲議員等で満ち溢れ、国は劣化、そして右傾化。

等々で「朝日ジャーナル」の再登場か、昔はたしか120円位?

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その誌のなかで鶴見俊輔氏は、言論に力を持たなくなったのは腰の据わった知識人が少なくなった故とする相変わらずの弁、その知識人とは加藤周一をさすのか。

若者の派遣村を怠惰の集団と見るむきもあるにせよ、せめてミニマムデモクラシーの必要性を説き、食そして住を確保すべき案が政治家の頭にないことも併記している。

若干の懐疑心はあるにせよ、発行継続を願いたい。

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