« 誇り | トップページ | 漁師魂 »

2009年6月19日 (金)

黒の法衣と天ぷらのコロモ

Photo

今や、足利事件で誤逮捕された菅家利和元被告と裁判官の立場は当然ながら逆転している。

尤もらしい屁理屈があるにしろ、誤判以上に、宇都宮地裁の池本寿美子裁判長は再審請求を引き伸ばし、時効に追いやった事に対し理由付けなど出来ないのだろう。

これこそが裁判官のりっぱな犯罪にもかかわらず、最後の審判を逃げ通すお積もりなのか、そして女史には人間性の欠片もないのだろうか。

1imgp0312

日本人の歴史的慣習として今でも持ち合わしているであろう、三島由紀夫の云う天皇制とは違った形、所謂、無責任、隠れ蓑としての天皇制に帰結する茫漠とした、腐敗臭ただよう破れ傘の様な遺物の存在も気になる。

それを小型化した日本の姑息的官僚システムに逃げ込む後姿もさることながら、東京裁判で丸山眞男はシニカルに、「戦犯裁判で土屋は青ざめ、古島は泣き、ヘルマン・ゲーリングは哄笑する」とナチの傲然たる、ふてぶてしさを持つ空軍元帥と巣鴨の住人の心理的な比較をしているが、愚生如きには池本寿美子裁判長と巣鴨の住人がだぶって見えてしまう。

近年、天ぷらのコロモと同じく、中身が薄っぺらくなった分だけ、黒の法衣も分厚くなった。

オーイ、遠山の金さ~ん、何処にいる~!!

|

« 誇り | トップページ | 漁師魂 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/47604/30182241

この記事へのトラックバック一覧です: 黒の法衣と天ぷらのコロモ:

« 誇り | トップページ | 漁師魂 »