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2009年10月16日 (金)

魯山人と井戸の蛙と

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名工自らが焼きを入れて作られた玉鋼の包丁で、釣りたての秋のカレイをさばくと、切り口は美しく、淡く鮮やかなスペクトラムを放つ。
それを『魯山人作、紅志野の皿』に盛る。

できれば山葵は登別の本わさびといきたい、酒はバーボンか、ピュアモルトでもいい。

実に良くあう。

真冬にはサクラマスがいい、灘の名酒の熱燗と、『魯山人作、備前のぐい飲み』もあう。

二口目にはサクラマスの味が飛ぶが、なんとも贅を尽くした、みやびな世界が演出される。
ミシュランガイドの星数を気にする様な輩には決して分かるまい。

ふと思う、
結局、三島も、そして魯山人にしても、後世の凡人らが無手勝流に名刀なのか、さび刀なのか分からないが振りまわし、その矮小化された切り口の違いに目がゆくらしい。

あたかも、円だの、四角だのと、空うち眺めた井戸の蛙さんらの如く、ケロケロと楽しく、やかましく。

それでいい、日本人だもの!!

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