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2009年11月 9日 (月)

八雲沖でカレイを釣りながら

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オロシア訛りのぬけ切らないソヴィエト移民から買った何故かアメリカ製のargus、抑揚の無い強烈なドイツ語訛りが持ち味の、旧東ドイツ出身の方から買ったvoigtländerのsuperb等、色んな骨董屋とお互いにユーモアをまじえたとんでもない英語を駆使して得た戦利品片手に、スタテン島行きのフェリー乗り場の横にあるバッテリーパークからブロードウェイをぶらぶら。

第二次世界大戦で日本が負け、歓喜に包まれた通りと聞き、ちと複雑な気分にもなったが色んな国から来ている移民、不法滞在者らがお国訛りのぬけない英語でかもし出す異文化の融合はなんとも味わい深く、最後に歩いたのは9.11テロの少し前だった。

NYヤンキース優勝、mvp松井のパレードもそのブロードウェイ通りの巨大ビル群の谷間で行われた事を八雲の沖でカレイを釣りながらふと思った。

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噴火湾の洋上でふた海丸船長の西原 豊氏と二人だけで語らいながらの釣りも良い、NY、マンハッタンで人種の巨大な動物園の様な所もまた良い。

洋の東西、異人、異文化の融合にはまず相手の尊重という暗黙の不文律がある。所がこの地では不文律など無いに等しいらしい。新規参入の西原船長、まずは保守的地域に沸き起こった日本的排他の論理を想定内と軽く一笑された。

聞けば、瀬戸内海の大崎、上島ご出身、ご先祖は代々瀬戸内海で商船屋を営み、お爺さんは15歳で外洋航路の船乗りとなり、’男は先ず海外で仕事をしろ’と厳命を拝受、アフリカ大陸を含む諸外国で経験を積み、この八雲で開業されたゴッツイ経歴を有する。

北海道のこの地を選び、貢献しようとする志や見事、世界を見、鍛えぬかれた器のでかい男とお見受けした。

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コメント

想定外だったのは、この船頭の評判が良くてかなり前から予約を入れないと乗船出来ないことでした。
2人で乗船とは贅沢な釣りを楽しみましたね。

投稿: 北遊人 | 2009年11月10日 (火) 17時34分

無理を承知でお願いした所、快諾、所々でアキアジの飛びハネを見ながら、カレイの魚信を十分楽しませて頂きました。

決して自分から話そうとはしませんでしたが西原氏の海外から見た日本人論は含蓄にとみ、教わる事も多々ありました。

只、残念な事にイソメでアキアジは釣れませんでしたが(笑)。

投稿: 与作 | 2009年11月10日 (火) 22時27分

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