« キングサーモン釣り大会inカナダ | トップページ | 名もない温泉 »

2011年1月 2日 (日)

リーマンショックのはるか前

Imgp2382

Macy's/NYでは昨年末もクリスマスバーゲンで賑わっていた。
ずいぶん前、尾形光琳の八つ橋図屏風をメトロポリタン美術館で見、その真ん前からバスで5番街を適当に南下し当時まだあったWTC辺りを目指していた所、愚生の右横にスタイルの良い黒人の若い女性が、さらにその右横にブロンドのこれ又お美しい黒のコートにシルバーのネックレスがとってもお似合いなモンローもどきの美人が座っていた。

煩わしいかみさんは数席離れていたので、これ幸いと中を飛ばして白人女性に適当に行き先のバス停をたずねた所、お節介なことに真ん中の黒人女性も会話に割って入ってきちゃった。これは想定外だったがしばし楽しい会話であった。

やがてティファニーが目にはいりお二人に別れを告げて急遽バスから降りると、後ろから呼び止められ、振り向くと間をおいてイタリア人街に行く筈の黒人女性もなぜか降りてきた。

そしてここは目的地じゃないですよ、とアドバイスしてくれた親切心あふれるニューヨーカーだった。きっととんでもない英語を話す日本人をさぞかし心配してくれての事だろう、丁重にお礼を述べたらかみさんが怪訝な顔をしていた。

ユダヤ系証券会社リーマンブラザーズの倒産、所謂リーマンショックによる激震のはるか前、9.11テロの直前の事で今の様な懐疑的で暗い表情とは全く違うニューヨーカーの温和な表情が印象的でもあった平和な頃の一シーンが懐かしい。

Imgp2409

神様の沢山おられる日本と異なりアメリカのようにお一人の神様しか存在しえないお国では両極が対立した場合、他を徹底的にぶっ壊す、しかしその後に形成される統合された国の体制はあまりにも薄っぺらで脆い事は何より歴史が証明していることだがキリストを信ずる人々はそれが根源的な病であろうことはアングロサクソンならずとも知っている事でもある。

アマテラスとスサノオが喧嘩しても片方が出雲という所で生き永らえるということは決して排除の論理ではなく、微妙ながらも実に見事なバランス感覚であり、日本神話の中にも見られる。西欧では考えずらい事だろうがそれは今でも廃れてはいない日本の誇るべき文化ではないだろうか。

アングロサクソン中心の世界がイスラムの問題を解けないでもがいているが過去にonly powerでヴェトナムにいどんでも問題解決出来なかった史実をアメリカは全く学習していないとはたしか小田 実の至言だったか。

時代錯誤も甚だしいがひょっとしてその解決のヒントは不完全ながらもアイヌ神話、日本神話、そしてケルト神話の中に隠されているのかもしれない。

|

« キングサーモン釣り大会inカナダ | トップページ | 名もない温泉 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/47604/38306972

この記事へのトラックバック一覧です: リーマンショックのはるか前:

« キングサーモン釣り大会inカナダ | トップページ | 名もない温泉 »